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作業の様子

 

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木々とベンチ

 

 

「 活動理念 / philosophy 」


日本には縄文時代から様々な樹種の適材適所を踏まえ、技術を磨きつつ、一方で育林をしながら木の文化を築いて来た歴史があります。世界最古の木造建築である法隆寺が現存している通り、戦前までは建築を始め生活の道具のほとんどが様々な木により作られていました。そのことは多様な動植物をはじめとするあらゆる生き物が、美しい自然に囲まれ生態系のバランスの取れた、循環型の持続可能な暮らしを脈々と受け継いでいくことに繋がっていました。 人間だけでなく、健康で豊かな生活とは何かを問いつつ、この多種多様な木のモノを造ってきた歴史を次世代へ受け継いでくことを念頭に、木を主軸にデザインし、製作しながら望ましい暮らしの提案を目指して参ります。

山の木々と木材

木の持つ個性や特徴を見極め、木が育った時間は使えるモノをデザインする。 木が生まれ育って、作品や製品に生まれ変わり、やがて土に還るというサイクルの中で、デザインや製作はほんのわずかな時間ですが、それが望ましいかどうかの運命を左右する非常に重要な役目を担っているわけです。 何のためにデザインするのかを問いつつ、魅力ある美しいカタチを求める発想を大切にしています。 そしてデザインしたものが、無駄のない理に叶ったものにできるよう、木材の特性を最大限生かし、作品に生まれ変わることに力を注ぎます。 木の作品は作り手から使い手に受け継がれてからの時間の方がはるかに長いので、手元に置かれた場面や使う方の心地よさを意識しながら作ることが大事だと考えています。

 

 

 

 

 

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